Out of Far East

東アジアの文化歴史の個人的覚書

2020-12-25から1日間の記事一覧

毛沢東と蒋介石、重慶で会談 『偉大なる道』第12巻③ー3

1945年8月の末になって、ハーレイ将軍は、毛沢東に重慶にきて、交渉するよう強要した。そして毛の身辺の安全を保証するため、ハーレイ将軍自身が、張治中将軍を連れて延安に飛行機できて、8月28日王若飛将軍といっしょに毛沢東をつれだした。 毛と会った蒋総…

ハーレイ将軍の延安訪問の目的 『偉大なる道』第12巻③ー2

8月半ば、「大風」がまた延安にやってきた時から、情勢は新たな段階に入った。アメリカ駐華大使パトリック・ハーレイ将軍は1944年11月に、飛行機で最初の延安訪問をした。彼は、機から大股で出てきて、毛沢東や朱徳その他の人々と握手しようとしたとき、勇ま…

日本軍国主義を温存する動きに警戒 『偉大なる道』第12巻③ー1

朱将軍は生え抜きの軍人そのものだったが、人類の歴史上もっとも偉大な闘争のひとつのまっただ中に立っていることを、はっきりと自覚していた。 彼の机にとどくほとんどすべての書類、国際社会にみられるほとんどすべての動き、それらはすべて、国籍や人種の…

アメリカ、朱徳の宣言承認を拒否 『偉大なる道』第12巻②ー9

朱将軍はさらに、解放区とその地域の抗日部隊は、日本軍と傀儡部隊との降伏を受理し、降伏にともなう連合軍の規定を実行する権利をもち、また日本の処置に関する講和会議と国際連合に代表者をおくる権利があることを宣言した。彼のコミュニケは次のことばで…

朱徳、国際外交の舞台に登場 『偉大なる道』第12巻②ー8

蒋介石が返事をまとめるには、2日かかった。その間に朱将軍は、南京の岡村将軍に打電して、現在地で八路軍と新四軍に投降するよう解放区の全日本軍に指令することを命じた。華南では、国民党軍に取りまかれている部隊以外は華南抗日部隊に投降するよう要求し…

重慶政府、アメリカのすすめでソ連政府と同盟 『偉大なる道』第12巻②ー7

山西省では、日本軍は旧軍閥の省主席閻錫山を装甲列車で太原府に迎えた。そして日本軍の司令官は閻の顧問になり、2万の日本軍部隊を閻の指揮下に入れた。これらの日本軍部隊は閻自身の部隊とともに、ただちに八路軍に対する反撃を開始した。それから3年半の…