Out of Far East

東アジアの文化歴史の個人的覚書

父からの聞き取り

従軍慰安婦についてはあらたな表現作品を望む

前回の従軍慰安婦に関する記事のつづきになる。 今何が政治的、外交的に日韓で何が問題になっているかをじっくり情報を追いかけて考えてきたわけではない。 ただ気になるテーマであるので自分なりの知見で考えているだけ。 日本軍の戦地における従軍慰安婦に…

従軍慰安婦の時代背景を文芸作品で考える

作家宮尾登美子の文体が好きで、エッセイを若い頃よく読んだ。小説は1冊も読んでいないが、映画化を通じて花柳界(この表現でいいのか?)という、普通の人なら書けない世界で生きる女の人生をたくさん描いていることはわかっていた。 彼女はとてもめずらし…

海を見つめる父

幼い頃両親が離婚したとか、片方の親が外を向いていたり、両親の相性が合わなかったために家庭内が落ちつかなかったという話はたくさんありすぎて、さほど珍しいものではないとは思う。 歳を重ねてきて見聞きする限り、どこの家庭にもそれぞれ独特の問題があ…

父を案じる親族の記憶の原点は釜山からの国際電話

学生の頃一人で釜山に行き、初めて父の親族に会ったとき、 「ここを切って一人で生きたのか……」 という感慨で油断すると涙腺がゆるむので、気を張っていた記憶がある。 妹も同じ感慨をもったと聞いた。 父は自分の人生を振り返り後悔することが多かったけれ…